バイオリンの選び方
バイオリンを始めるにあたって、バイオリンの選び方をご紹介します。
子どものバイオリン
- バイオリンの値段
新品の場合、楽器、ケース、肩当て、松脂がセットで2〜10万円程度です。
セットで購入されない場合はそれぞれ別途ご購入していただく必要があります。
楽器店によっては中古のバイオリンを販売しているところもあるようです。
- 購入場所
・楽器店
・ネットショップ
・フリマアプリ
子どもの場合、腕の長さによってバイオリンのサイズを選ぶため、実物を見られる楽器店をおすすめします。
フリマアプリ等で中古を購入する事もできますが、状態が悪く修理が必要で新品よりも高額になったケースのトラブルもあるので、出品者が楽器店または評価が高い方から購入することをおすすめます。
- おすすめバイオリンメーカー
・カルロジョルダーノ
・YAMAHA ブラビオール
・Nicolo Santi
・鈴木
- バイオリンレンタル
ヤマハの《音レント》という子供用バイオリンの定額レンタルプランがあります。
《レンタル期間》 3ヶ月〜
《利用料金》 月々1,980円
《初回登録料》 2,200円
《サイズ交換》 子ども〜大人サイズまで
《配送》 自宅配送(返却送料のみ利用者負担)
《申し込み》 web申し込み
- サイズの選び方
身長・腕の長さによってサイズが決まりますが、あくまで目安なので実際に手にとってサイズを決める事をおすすめします。
《4/4》
身長145cm以上・腕の長さ57cm以上
《3/4》
身長130〜145cm・腕の長さ53〜57cm
《1/2》
身長125~130cm・腕の長さ50~53cm
《1/4》
身長115~125cm・腕の長さ44~50cm
《1/8》
身長110~115cm・腕の長さ41~44cm
《1/10》
身長105~110cm・腕の長さ38~41cm
《1/16》
身長105cm以下・腕の長さ38cm以下
大人のバイオリン
- バイオリンの値段
子どものバイオリン同様、新品は2万円台からあります。値段が上がるほど、木の材質が良くなりよく響く音になります。まずは予算を決めて選ばれると良いと思います。
最初は安価なバイオリンを購入し、上達してからワンランク上のバイオリンを購入される方もいらっしゃいます。
- 購入場所
・楽器店
・ネットショップ
・フリマアプリ
実際に手に取り、試奏できる楽器店がおすすめです。
- おすすめのバイオリンメーカー
《国内メーカー》
・鈴木
スズキは国産初のヴァイオリンメーカーで、国内のシェアは30%を超えます。スズキのヴァイオリンは職人の手により丁寧に作られており評価も高いです。
・ヤマハ
弦楽器専門店ではないもののヴァイオリンの品揃えも豊富な国内最大の大手メーカーです。大手のメーカーらしくしっかりとした作りが特徴です。
・カルロジョルダーノ
低価格帯でスタートセットなどの取り扱いもある初心者の方に人気のメーカーです。
・ニコロサンティ
ドイツバイオリン制作マイスターの茂木氏が監修し、大人になってからバイオリンを始めたいというニーズに応えてくれるお手頃価格の入門用バイオリンセットです。
・ピグマリウス
ビオリーノ社が製造するメーカーです。
ストラディバリウスの研究を重ねた結果誕生した人気の高い楽器です。
《海外メーカー》
・イーストマン
弾きやすさと明るくハリのある音色が特徴です。リーズナブルなお値段ですが、イーストマンの弦楽器は高いコストパフォーマンスを誇り、世界的にベストセラー人気商品です。
・カールヘフナー
ドイツ最大の弦楽器メーカーで、中級者〜上級者の方から人気の高いです。
- 生産国による楽器の特徴
《イタリア🇮🇹》
ストラディバリ、アマティなど世界的に有名なヴァイオリン生産国です。現在でもクレモナでは高級ヴァイオリンが製作されています。イタリア製の楽器は、明るくはっきりした音色が特徴です。
《ドイツ🇩🇪》
世界中のオールドヴァイオリン・モダンヴァイオリンの90%を占めると言われるほど多くのヴァイオリンを制作するヴァイオリンマイスターが存在していました。
ドイツ製ヴァイオリンは、造りがしっかりしている印象です。特に新作のものは、明るくしっかりとした音色です。一方オールドの楽器は、暖かい音色が特徴的です。
《フランス🇫🇷》
フランスは弓作りで有名ですが、もちろんヴァイオリン本体もたくさん製作されています。
フランス製ヴァイオリンは、洗練された色合いとデザインが特徴です。また、やや明るく滑らかな音色が特徴です。
《日本🇯🇵》
日本製のヴァイオリンは、細部まで丁寧に仕上げられているのが国産の魅力です。
伸びやかで均一な音色の楽器が多いです。
- バイオリンレンタル
ヤマハ《音レント》にて大人サイズのレンタルプランもございます。
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